庄原市は、
とっても広い。
面積は1000平方キロメートルを超え
広島県内、西日本では1番
全国では13番目に大きな市町村です。
寒冷な気候も西日本トップクラスで
東北地方に匹敵する寒さの日も。
豪雪地帯の北部では
背丈ほどの深い雪を記録した年もあり
市街地も例年数十センチの積雪で
白銀の世界に。
庄原市は、
農業が盛ん。
広島県で1番の農業生産地です。
しんと静まりかえる冬を挟んで
春夏秋には多彩な命が芽生え
米、野菜、果物
全国に誇れる和牛・比婆牛など
広いこのまちのあちこちで
たくさんの宝が輝きます。
里山ってステキ。
だから、
里山を、もっと知ってほしい。
里山に、もっと触れてほしい。
遙か遠い昔からここにある
自然や多様な生きものと
私たち人間が共存する場所。
これからもずっとこの場所で
共に生きていくために
自然の営みと人々の働きが影響し合い
生かし生かされている場所。
土、水、光、風、緑、花...
里山には
四季の息吹に全身で触れながら
暮らす人々がいます。
大自然の恩恵を受け
時には厳しさを思い知り
畏敬の念を抱いて。
そんな人たちが育てた食べものには
思いがある、力がある。
どこで、誰が、どんなふうに
どんな気持ちで育てたのだろう?
食べものを口にする時
ほんの少しだけ
振り返ってみませんか。
つくり手を知ることは
食べものを知ること。
自分や大切な人の体を思うことであり
地球環境を考えることでもあります。
今まで何気なく口にしていた
食べものについて
もうちょっと知ってみよう。
そんな小さな一歩が
私たちとつくり手をつなぎ
食卓をより豊かにしてくれるはず。
偉大なる自然の力を借りて
人々の知恵と創意工夫で育て上げた宝は
もの言わずとも、里山の豊かさや美しさ
つくり手の思いを語ってくれます。
おいしいな。
幸せだな。
里山にはほかにもたくさん
おいしいものがありそうだな。
空気が澄んでいるのかな。
水が清らかなのかな。
素晴らしい農家さんがいるのかな。
きっとステキなところだろうな。
行ってみたいな。
お届けしたものを食べて
そんなふうに
思ってくれたら
とってもうれしい。
そう望むのは、贅沢でしょうか。
それでもやっぱり
このまちの宝をきっかけに
どこかのまちで笑顔が生まれ
こんなにもステキな里山に
思いを馳せてもらえたら
この上なく幸せなのです。
私たちが愛する里山から
食べることが大好きなあなたへ
とっておきの幸をお届けします。
