2024.05.28
藤本農園で「第35回 グリンツーリズム田植交流会」開催
5月26日(日)、今年も藤本農園で田植交流会が開催されました。
地元の子どもたちの他、都市の子供たちも参加。五月晴れの空の下、一緒に泥んこになりながら田植えを行いました。
参加者は田植えの時に苗植えの目印となる綱を使用した「綱田植え」を体験。田植えが終わると、子どもたちは生後1週間のアイガモを田んぼに放鳥し、アイガモの田んぼデビューを見守りました。
藤本農園が取り組んでいるアイガモ農法は、農薬・化学肥料一切不使用で安心安全なお米を育てるため、田んぼに放鳥したアイガモによる様々な働きを活用した栽培方法。
アイガモは通常2~3週齢の少し大きくなったヒナを田んぼへ放ちますが、まだ保温や給餌、馴致などが必要な雛の時期は活躍できません。そのため、アイガモと類似した働きをしてくれる、アイガモロボが田んぼに入り、除草作業を手伝います。
藤本農園ではアイガモ以外にも和牛の堆肥を使い、地域で手に入るものを有効活用して地域循環型の土づくりを実践。アイガモ農法を通じ、自然のすばらしさ、いのちの大切さを体験する機会を提供しています。